キャラメイク方法等

キャラメイク

キャラメイクに必要な要素は主に四つ。
名前、スペック、特技、要素だ。

名前には「個体名」と「二つ名」があり、「二つ名」は月から賜る名誉の象徴である。
そのため、二つ名は初回キャラ作成時にはなくてもよい。セッションを繰り返し、そのキャラクターがあげた功績に結びつけて考えるのも良いだろう。その場合は、功績が認められ月に二つ名を賜ったとするとよい。
これらの状況から、星々の正式な場ではなるべく「二つ名」で呼ぶことが望まれる。相手と月への敬意の表れとなるからだ。「個体名」で呼び合うのは、「二つ名」をまだ賜っていない若き月の守り手であるか、親しい友人や恋人、家族同士であることが多い。

キャラスペックには、それぞれ攻撃力、防御力、魔力、輝き(HP)、威光(キャラクターランク)がある。
また、威光以外の値はそれぞれプレイヤーが好きに割り振ることができ、そのキャラクターがやりたいことを達成させやすいような数値にすると良いだろう。初回作成時には18点の持ち点を4つに割り振るが、これらの値は、威光を含め、セッションを繰り返すことで功績点によりリスペックすることが可能である。それぞれの概要については後述することとする。

特技は、そのキャラクターが輝きをより強く放った際、命を燃やした時に得られる様々な効果のことである。特技は基本、1セッション中1度しか使うことは出来ない。
特技の種類は6つあり、好きなものを選ぶか1D6を振って決定する。効果については後述することとする。

要素は、行為判定に使用するものであり、そのキャラクターの過去や信念の方向性などを固める際に利用していただきたいシステムでもある。
プレイヤーは、初回作成時36個の要素の中から3つを選び、それをキャラクターに習得させる。要素は功績点を消費して変更するか、セッション中一時的に習得することでしか新しく習得することはできない。

PCの年齢
PCたちは、星の輝きと月の恩恵により生まれた守護者である。そのため、かつて地球に存在していた人間と呼ばれる種族たちよりかは遥かに長き時を生きているものが多いだろう。我々に恩恵をもたらす月はおよそ45億歳とすこし、今や悪しき太陽は46億歳よりすこし若い程度だと言われている。最も強大とされる月の守り手である惑星たちはだいたい45億~40億歳ほどらしい。
しかし、若き守り手であるPCたちは、基本これらよりかは年若くあるのが望ましく、また威光がランク1であることなども自然であるだろう。よって20億歳以下で好きに決定することを推奨する。

キャラクターの性別
月や太陽、星々たちは基本的にあまり性別という概念に興味が薄い。雌雄に拘りを持つものが少ないのだ。
彼らは生殖も行わないため、恋をしたとしても子供を成すということは無い。子供が欲しいと願うもののみが月の恩恵を授かり、そこに自分たちの力を混ぜ合わせることで新たな星が生まれるのだ。かつては太陽も同じ役目を担っていたらしく、旧き星ならば太陽の力を持つものもいると言われている。